この記事には自動車の燃費を知るための方法が書いてあります。
自動車の燃費(km/l)とは1リットルのガソリンで走ることのできる距離のことです。
これを知るためには走行距離とその時に使ったガソリンの量がわかればいいです。
走行距離をガソリン使用量で割れば燃費が出ます。
例えば走行距離250kmでその時のガソリンの使用量が20リットルの時
250÷20 = 12.5(km/l) となります。
燃費を知る手順の概要
・セルフガソリンスタンドで自動車のガソリンタンクを満タンにします。そのときにトリップメーターをリセットします。
・燃料計がEに近くなるまで走行します。
・再びガソリンスタンドで満タンに給油します。その時の給油量がガソリン使用量となります。また、その時のトリップメーターの示す距離が走行距離となります。
・走行距離をガソリン使用量で割ります。
以下詳しく説明します。
ガソリンの使用量を正確に知る方法
ガソリン使用量の計測の前後で同じ位置までガソリンを入れることが重要です。
開始時のガソリン液面の位置と終了時の液面の位置をできるだけ合わせるようにします。
といっても目で見えないので次のような方法を使います。
同じスタンドの同じ給油機で同じ向きに車を止めて給油する
まず、自動車のガソリンタンクを満タンにします。一言で満タンと言いましたがガソリンスタンドごとに満タンの量が異なる場合が生じます。
ほとんどないですが、傾いた場所にあるガソリンスタンドもあります。このような傾いた場所にあるガソリンスタンドで給油すると車の頭が坂の上を向いているときと下を向いている時では満タン時の給油量がだいぶ違います。
自分もそのようなタンドで給油することがあったのですが、3リットルくらい(実測でなく感覚的な値)普段よりも多めに入りました。燃料計の針がFを大きく超えました。
計測の開始時は平らな場所のスタンドで給油し、計測終了時には傾いた場所のスタンドで給油すると満タン時の液面の位置がずれてしまうので使用量を正確に計測できません。
なので同じスタンドの、更には同じ給油機で同じ車の向きでの給油をすることで使用量をより正確に計測できるようになります。
いずれにしても、ガソリン使用量の計測の前後で同じ位置までガソリンを入れることが重要です。
給油ノズルの入れ具合を注意
給油ノズルの先端にはセンサーが付いていて、ガソリンの液面がノズル先端に近くなると給油が自動で停止します。
なので給油ノズルの先端の位置が給油のたびに異なると使用量を正確に測ることができません。
たいていの場合、ノズルを給油口の奥いっぱいまで入れて給油しているのではないかと思うのでそこまで気にしなくてもいいのかもしれませんが、ノズルの先端の位置を同じにするとより正確に使用量を計測できます。
走行距離を知る方法
ガソリン使用量の計測開始時
走行距離を知るためには自動車のトリップメーターを使います。速度メーターの円の真ん中あたり、走行距離のメーターの下とかにあると思います。
ガソリン使用量の計測開始時にトリップメーターをリセットします。
トリップメーターがついてない自動車の場合はスマホのカメラで総走行距離撮影しておきます。
ガソリン使用量の計測終了時
計測終了の給油時に示しているトリップメーターの値が走行距離です。
スマホのカメラで総走行距離を撮影した場合は計測終了時のメーターが示している総走行距離から撮影した画像の総走行距離を引き算して下さい。
この記事は以上です。