「ダイソーのこぎりガイド」を使ってみた感想

DIY
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以前に適当なのこぎりガイドを自作しました。 

まともに直角に切ることができませんでした。

材を直角に切りたくてダイソーで「のこぎりガイド」を購入して使ってみました。

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ダイソーのこぎりガイド

のこぎりガイドは板材、柱材などにあてがって調節した角度で切るための道具です。

ダイソーののこぎりガイド(以下のガイドと略記)は2つの部品からなります。

上の画像の右側の部品はのこぎりの刃を吸い付けます。上下に見える円は磁石になっていて、のこぎりの刃をくっつけることができます。左側の部品は材にあてがう部分です。

それぞれを裏返すと下のような感じです。

右側の部品の星形をしている部分を左側の部品の円筒に下から差し込みます。
 

下の画像は少し差し込んだ状態です。

別の角度からだと以下のようになります。 

しっかりはめこむと以下のようになります。  

角度は15度単位で調整できます。 

円筒形の上の部分に角度の目盛りがついています。 

ではガイドの助けを借りながら材を切ってみたいと思います。使用するのこぎりは以下のような折りたたみ式です。 

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端材をガイドにあてがいクランプで固定する

以下の画像はガイドを使って直角に切るときのイメージです。ガイドを90度に固定してます。 

のこぎりはガイドの磁石にぴったりとくっつけたまま前後に動かします。 

のこぎりがガイドにくっついたたまま動かすことを第一とするので無理な力は入れずに動かしました。

切る材は以下のようなツーバイ材の端切れです。

以下の画像のように材に対してガイドを直角にあてがいます。ガイドの垂直に立っている部品にのこぎりをくっつけて切っていきます。 

以下説明がわかりやすくなるように座標軸を決めておきます。 

X軸にガイドをあてがいY軸、Z軸方向にのこぎりを動かします(Y軸は画像でいうと上下方向。Z軸は少し見づらいですが画像の奥方向への軸です)。 

上の画像の状態の別の角度からの撮影です。下の画像のように材をガイドのへこんんでいる部分に密着するように当てます。 

ガイドと材を固定するためにクランプを使いました。これで切ることに専念できます。

この状態で切っていきます。 

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実際に切っていく

下の画像はのこぎりがガイドにくっついている状態です。くっついた状態を保ちながらのこぎりを動かします。くっつき具合が強すぎて動かしにくいということはありません。

この状態で少し切ってみたのですがのこぎりのグリップがガイドにぶつかって切りにくい。

なのでのこぎりの向きを反転しました。 切りやすくなりました。

少し切った状態です。 よさそうな雰囲気です。 

真横から見た画像です。 こちらもよさそうな雰囲気。 

のこぎりを動かし続け、材の端を切り落としました。切るときにほとんど力を入れなかったのでガイドを使わないときの3倍くらい(実際に計ってはいませんが。感覚的に)は時間がかかりました。 

Y軸方向へは正確に直角が出ているように見えます(ガイドを当てた角)。 

切断後の端材を並べてみます。z軸方向に対して斜めに切れてしまっています。 

切断が進むにつれてガイドとのこぎりが知らないうちに離れていったようです。 

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まとめ

「ダイソーのこぎりガイド」を使用しての端材の切断をしてみました。

ガイドを当てた軸に対しては直角に切断することができました。 

のこぎりが切り進んでいく方向(この記事ではZ軸方向)については切断後半でのこぎりが斜めに移動してしまったようで直角に切ることはできませんでした。 

原因はのこぎりとガイドの密着があいまいになっていたことだと思います。

のこぎりの形状が折りたたみ式の刃の部分が狭いものだったのも一因と考えられます。 

刃の幅の広いタイプの方が密着状態を維持できz軸方向へも直角に切れるのではないでしょうか。

使用するのこぎりを工夫したりすれば実用に耐える道具(DIYには)だと思います。

110円ですので買って損はない道具です。

この記事は以上です。

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