この記事ではダンボールに直径10㎜程度の小さい穴をきれいに開ける方法を紹介しています。
やり方の概要
電動ドリルに先ねじ付きの木工用ビットを装着し、それを逆回転させながら穴を開けるという簡単な方法です。
用意するもの
・ 電動ドリル(安い非力なもので構いません)
・ 先ねじ付き木工用ドリルビット
・ ピンセット
木工用ビットは必ず先ねじの付いたものを使用してください。
穴の開け方
では実際に穴を開けていきたいと思います。
開けたい穴のサイズの先ねじ付き木工用ビットを電動ドリルに装着します。
電動ドリルの回転方向を逆方向(通常穴を開ける回転の反対回転、時計と反対回り)に設定します。自分のドリルの場合本体左側面のレバーを押し込むと逆回転になりました。 たぶんどのドリルもそうだと思います。
電動ドリルの回転速度は一番遅くします(上の画像では「1」に設定されています)
穴を開けるダンボールの裏に当てダンボールをした方がきれいに穴を開けられます。
ビットの先ねじをダンボールに当て逆回転させながら穴を開けていきます。
削るのでなく、ビットの先端の刃(先ねじ部分でなく)の部分で切るようにして穴を開けます。
キレイに開けるコツはこれだと思います。
一気に開けるのでなく、様子を見ながらドリルのスイッチをオンオフを繰り返して開けていきます。
ダンボールの厚みの2/3程度を開けたらひっくり返して裏面を開けていきます。先ねじ部分で開けた穴に先ねじを入れて同様にして様子を見ながら開けていきます。裏面から開けるときは当てダンボールがなくても構いません。
ダンボールのカスをピンセットで除去して完成です。
以下の画像は3種類のサイズのビットで開けた穴です。下から6mm,8mm,10mmです。
先ねじが付いてないビットで開けたときどうなるか
おまけとして先ねじがついてないビットで穴を開けるとどうなるかの画像も掲載しておきます。
穴のふちがぐちゃっとなってしまいました。
まとめ
この記事ではダンボールに小さめの穴をきれいに開ける方法を紹介しました。ポイントは先ねじ付きビットを使うこと、ドリルを通常の穴あけの逆回転で使うこと、ビットの刃の先端部分で切ることです。簡単な方法ですので是非お試しください。
この記事は以上です。