30日でできる! OS自作入門のhelloosをgdbを使ってステップ実行します。今回はその準備編。qemuとgdbを接続するまでの記述です。
環境 windows8.1 64bit
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新しいqemuをダウンロードする
qemuのダウンロードページへ行きます。
開いたページの上の方の「windows」をクリック。
フォルダを選択します。新しいのがいいと思い「2020」をクリックしました。
最新版を選択しました
ダウンロードしたqemuのセットアップファイルを実行してインストールしてください。
インストールしたqemuフォルダにqemu-system-i386.exeという実行ファイルがあるのでそれを使ってエミュレートします。
qemu-system-i386.exeをコピー、qemu.exeと変名してz_toolsqemu内のqemu.exeと置き換えてください。
qemuの起動オプションに-s -Sを付ける
z_toolsqemu内のバッチファイル「qemu-win.bat」のqemu起動オプションに-s -Sを付け、以下のように編集します。
qemu.exe -L . -m 32 -vga std -fda fdimage0.bin -boot a -s -S
gdbを起動しておく
デバッガであるgdbを起動しておきます。gdbはmingwをインストールすると自動的にインストールされます。mingwをインストールしておいてください。
コマンドプロンプトでgdbとタイプすると以下のようにgdbが起動します。
qemuを起動する
make runしてqemuを起動します。今回は「helloos5」フォルダの「helloos.img」から作成したフロッピーイメージを実行しました。 以下のように起動されます
gdbでqemuに接続する
gdbで target remote localhost:1234 とタイプ
gdbがqmeuに接続されました。
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