英和辞典を使うのに適しているのは電子辞書か辞書アプリか

使ってるもの
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英語学習に英和辞典は不可欠です。自分は電子辞書を使っています。一時期は辞書アプリを使っていましたが、今は全然辞書アプリを使わなくなりました。

その理由をこの記事に書きました。

電子辞書、辞書アプリそれぞれのメリット、デメリット、を実感を交えながらレビューします。

なお、辞書一般の使い方ではなく、英和辞典に関しての内容です。

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辞書アプリのメリット、デメリット、どう使っていたか

複数の辞書で意味を調べられる

辞書アプリでは複数の英和辞典を調べられます。これはメリットでもあり、デメリットでもあります。ある単語を調べて一つの辞書の意味を見てピンと来なくても別の辞書を見れば意味が分かるということもありました。

これは一見メリットですがどっちかというとデメリットの側面が大きいと思います。
自分はひとつの辞書の意味で納得しなくなってしまい、別の辞書での意味も調べるのが半ば習慣のようになっていました。結果として時間が大幅にかかってしまうこともありました。

学習に集中できない

辞書アプリもアプリなのでネットにつながっています。起動するのに時間がかかるし、操作に対する反応にも時間がかかる。これは学習の流れ、リズムを妨げます。特に電波状態が悪いときは学習が全然進みません。

また、スマホを使っていることのデメリットとして知らないうちにネットサーフィンをしていた、ということもありました。疑問点が出てきたのでブラウザで調べていたのですが、そのうちに全然関係ないサイトを読んでいた、そんなこともありました。

コピペが容易

これは辞書アプリのメリットです。表示されているテキストは何でもコピペできる。自分は、知らなかった単語とか知らなかった単語の使い方などに出会ったときにその個所をテキストファイルにコピペしていました。

例えば「run」は中学で出てくる基本的な単語ですが、「液体などが流れる」という意味もあります。その意味を初めて知ったときは

〈液体・砂などが〉流れる; 漏れる,こぼれる; 〈鼻が〉鼻水を出す; 〈砂時計の砂が〉こぼれる.
The tide is running. 潮が満ちて[引いて]きている.

引用元:https://ejje.weblio.jp/content/run

の部分をコピーして「単語帳」とか名前を付けたテキストファイルに貼り付けておきました。これで自分の単語帳ができていきます。この単語帳の利点はわからないところだけを蓄積していくことができるということです。辞書アプリにも単語帳機能が付いていますが、わからないところだけを登録しておくことはできません。

ジーニアスがない

辞書アプリで使える英和辞典に「ジーニアス英和辞典」がありません(自分の知る限り)。これはメリットかデメリットかわかりませんが。電子辞書に収録されている英和辞典の大半が「ジーニアス」であることを考えるとデメリットであるかもしれない。

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電子辞書のメリット、デメリット、どう使っているか

反応が速い

電子辞書の一番のメリットは即応性の高さでしょう。検索窓に単語を入力して意味が表示されるまでの速度が圧倒的に速い。エンターキーを押すのと同時に表示される。上にも書きましたが辞書アプリだと結果が表示されるまでにどうしても時間がかかる(通信速度にもよりますが)。電子辞書の即応性は学習のリズム、流れを妨げない。

「ジーニアス英和辞典」が収録されている

電子辞書にはたいてい「ジーニアス英和辞典」が入っています。今まで2つ電子辞書を使いましたが両方とも「ジーニアス」でした。電子辞書に入っている英和辞典のスタンダードといってよさそうです。定評のある「ジーニアス」なら安心して使えますね。

自分の使っている辞書は「カシオ エクスワード 生活・教養モデル XD-Z6500GD シャンパンゴールド 160コンテンツ」。可もなく不可もなくというところ。

電子辞書は高い

アルカリ電池で動きます

電子辞書のデメリットは値段が高いということです。3万円くらいします。リターンを考えるとコスパがいいのかもしれませんが。それでも高い。自分はほとんど英和しか使わないので、英語特化のものでよかったのではと思っています(一般教養モデルを買ってしまった)。以前に使っていた電子辞書は英和、和英、英英と入っているだけで1万円くらいでした。ただこの電子辞書は音声を再生できず画面も白黒の無骨な昔ながらのやつでした。

今一般的に普及している感じの電子辞書で、収録コンテンツは「英和」「和英」「英英」だけでいいので収録されているすべてのテキストの音声を読み上げてくれるもの(見出し語だけでなく例文を含め全て)。2万円以下で。そういう電子辞書が欲しいです。

そういう感じの電子辞書があるようだ

こちらの電子辞書は収録されている例文を全部読み上げてくれるらしい(実物を見てません)。

「PW-SS6」の最大の特長は、充実した発音機能です。表示された例文を専用のタッチペンでなぞるだけで、ネーティブの発音で英語を読み上げてくれます。従来の電子辞書はスピーカーマークのついた単語しか発音に対応していませんでしたが、この商品は収録されている例文全てを読み上げてくれます。

引用元:新高校生にオススメの電子辞書

また、電子辞書を買うことがあったらこちらを買おうと思っています。