この記事には以前使っていたノートpc「iiyama STYLE∞」の使用実感などが書いてあります。
購入の経緯

何年か前、使っていたノートpcが調子が悪くなったので買い替えました。
自分はプログラミングを少しやるのですが、使う統合開発環境のエディタの背景は白でした。
黒にあこがれていたのですが、黒にすると反射がひどく、かえって気が散ってしまうので反射の少ない白にしていました(そのpcの画面は光沢液晶だった)。
「黒い背景でコーディングしたい」という思いも後押しとなって購入に踏み切りました。
その他にも選択基準はいくつかありました。
・安いこと(4万円台)
・日本製

それらを満たすのが「iiyama STYLE∞ ノートPC」でした。
できるだけ早く使いたかったので店頭で購入しました(ネットで購入してPCが届くまで待っているのができなかった)。
購入したノートPCのスペックをざっくりと書くと
・メモリ4GB
・SSD128GB
・15.6インチ画面
・DVDドライブなし
・Windows10
この中で「SSD128GB」は少し気にかかりました。さすがにストレージ128GBでは小さいかなと。同じくらいのスペック、値段でストレージが「SSD250GB」のノートPCが在庫にあればそれを買ったのですが、あいにく128GBしかなかった。
とにかく早く使いたかったので「えいやっ」と買ってしまいました。
実際に使ってみてのメリット
反射の少ない非光沢液晶画面
上にも書いた通り非光沢液晶画面のノートpcが欲しくて買ったので、初めて黒い背景でコーディングしたときはうれしかった。コーディング技術自体もワンランクアップした気分になれましたw。もちろん反射も少なく快適にコーディングできました。
ストレージがSSDなので速い
それまで使っていたpcのストレージはHDDでした。起動の速度とか無頓着な方なので気になってはいませんでしたが確かにSSDは起動が速い。書き込みも速い。
たまにシステムイメージから「回復」をしましたがこれも速かった。
軽い
このノートpcはDVDドライブがついていません。なのでそのぶん軽いです。
実際に使ってみてわかった問題点
ヒンジの開く角度が小さい
ヒンジ(画面とキーボードを接続しているちょうつがい)があまり開かない。120度くらいです。
自分はどちらかというと画面をむこうへ倒して使う方です。それまで使っていたノートpc(135度くらい開いた)よりもヒンジが開かない。画面が立った状態に近い。この点は事前にもっとチェックしておくべきでした。
いくつかのサイトで、このようなノートpcのヒンジ部分を改造して開くようにしている記事を読みましたが、買ったばかりだし壊してしまう恐れもあるので仕方なくそのまま使いました。
苦肉の策としてキーボードと机の間に木片を挟んで画面が向こうへ倒れるようにしました。

見やすくはなりましたが、キーボードの高さが不自然なので手首に違和感を覚えるようになりました。
そういうときは木片を外して使っていました。手首が回復したらまた木片を挟んで見え方を改善する。その繰り返しで使っていました。

ノートPCの画面をむこうへ倒して(平らに近い状態で)使っている方はこの点注意が必要です。
もっと店頭でしっかりチェックすればよかった。
やはり128GBは小さかった
ストレージ128GBは小さすぎました。システムイメージからの回復を月に1、2回くらいはしていたのですが、そのイメージをPCに保存しておきました(せっかくSSDを使っているからその恩恵を受けたかった)。
そうすると当然ながらストレージの空きが小さくなり、好きなようにソフトをインストールできない。インストールしたいソフトを端から入れていくとすぐにドライブがいっぱいになってしまいました。
特に「Visual Studio」など容量の大きなソフトをインストールすると必要不可欠なソフトがインストールできなくなってしまうのでインストールを断念したソフトが結構あります。
128GBは小さすぎです。
DVDドライブはありません

上にも書きましたがDVDドライブがありません。外付けDVDドライブを買う必要があります。
ただ、しょっちゅうDVDディスクを使うのでなければそんなにデメリットでもないかもしれない。
このような人におすすめします
プログラミングをしたりするには向いてないかもしれません。ストレージの容量が小さすぎるので。
ノートPCでネット閲覧だけする人とか、ちょっと文書ソフトを使うとかのサブ的な使い方をする人にはいいかもしれません。処理速度自体は遅くないと思います。cpuはIntelです。