コンビニ人間の感想

読書
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コンビニ人間を読みました。芥川賞作品だったので。

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平穏な生活をするためのマニュアル

発達障害の主人公がコンビニで働く話でした。コンビニ店員というのは業務マニュアルが確立されています。その店員業務のマニュアルが主人公の恵子さんには「社会人マニュアル」あるいは「普通の人マニュアル」のような感じに作用します。

そのマニュアルに従っていればコンビニという社会の中で咎められることなく平穏に生きていけると彼女は思っています。彼女はその障害ゆえに小学校の頃から問題を起こしてきていました。

彼女は、自身の思うところに従って行動すると問題が起きてしまうので、しだいに自己主張を何もしないようになっていきます。

どう生きるのが正常とみなされるのかわからず、ずっと社会と距離をおくことで平穏な生活を保ってきていました。そんな彼女にとってコンビニ店員というのはマニュアルにさえ従っていれば真っ当な人間だと評価される天職でした。

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僕の妻はエイリアン

この本を読んでいたときに思い出したのが「僕の妻はエイリアン」。

この本の主人公も女性でアスペルガー症候群。恵子さんと同様、社会の中での無難な振る舞いがわからない主人公が普通の人に見られるために試行錯誤する様子を綴ったノンフィクションです。

著者は泉流星さん。その泉さんが旦那さんの視点で自身を眺め、その奮闘、ユーモラスな日常を書いているという作品。

旦那さんの視点から書くことが他人の立場に立って物事を理解するための手助けになるのだそうです。
だからわざわさそうしているのだそう。

泉さんも自分の思うと通りに行動すると世間からみると奇異な行動になってしまったり、旦那さんと喧嘩になってしまう。そこで、できるだけ穏便に生活するためにいろいろ作戦を立てて実行します。

自分には恵子さんと泉さんが少し重なって見えました。

この記事は以上です。

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